大津町南部工業団地内に新工場が完成
　�潟Cズミ車体製作所　１２月１日に完工式

特種車両製作販売の�潟Cズミ車体製作所（熊本市南高江３丁目、古庄忠信社長）が総投資額１２億円をかけ菊池郡大津町の大津町南部工業団地内に建設していた新社屋・工場が、このほど完成した。１２月１日に完工式を開き、稼働を始める。
場所は同町岩坂の南部工業団地内南側。敷地面積は２万３３５５�u。工場棟（３４１９�u）、事務棟（８２６�u）、塗装棟（４４６�u）、塗装下地棟（４８５�u）、検査棟（２８０�u）の５棟で構成、建物は鉄骨造り平屋建てで、工場棟と事務棟は一部２階建て。新工場全体の延べ床面積は約５５００�u。
新工場では屋内用クレーン（ホイスト）、大型・中型の塗装用ブース、漏水検査機などの設備を新たに導入するほか、敷地内の約４分の１のスペースに走行試験用のテストコースを設ける。今後、検診車など特種車の製作期間の短縮や年間生産量の増産を目指していくという。
同社は１９３１（昭和６）年創業、５１（昭和２６）年設立。資本金は１０５０万円。従業員数は約６０人。特種車両製作販売のほか、改造や修理、福祉車両レンタカー業務を行っている。 （宇治野）