長崎、島原、大分の３支店を廃止
　熊本ファミリー銀行　来年３月に

熊本ファミリー銀行（鈴木元頭取）は来年３月２４日付で、長崎支店（長崎市賑町）と島原支店（長崎県島原市浦田）、大分支店（大分市都町）を廃止する。それぞれの業務は本店営業部が継承する。
ふくおかフィナンシャルグループの業務効率化の一環。同行は熊本県内に経営資源を集約し、新規出店を含めた経営基盤強化を図る。長崎支店の職員は小山尚俊支店長以下１０人、島原支店は北原秋久支店長以下８人、大分支店は川上俊則支店長以下１０人で、「総合職については熊本県内の本支店に配置転換し、一般職は本人の希望により熊本か現地に営業拠点を持つグループ会社に出向となる」（同行経営管理部）という。
これにより、同行の店舗数は熊本県内６８、福岡県内４、鹿児島県内３で、合計７５店舗となる。 （佐藤奈）