介護タクシー事業を開始
　�潟gマック　県内全域で運行

車整備業の�潟gマック（阿蘇市一の宮町、村上幹夫社長）は近く、介護タクシー事業を始める。運行エリアは県内全域。
社内に外出ヘルパー事業部を立ち上げ、当面は車両１台で運行、今後の需要拡大に応じて増車していく方針。タクシーは車いすに乗ったままでの乗車が可能で、利用対象者は要支援度１〜２および要介護度１〜５の人、身体障害者手帳保有の人、単独での移動が困難な人。また、居室から乗り込みまでや帰宅から居室までの介助サービス、出先での排泄介助サービス、買い物手伝いサービス、宿泊旅行介助サービスなども提供する。運行時間は平日の午前８時から午後５時までで、日曜日や祝日、時間外の運行は予約が必要。
村上社長は「阿蘇市内の事業者による介護タクシー運行は初めてのため、阿蘇地域においては十分な需要が見込める。高齢者の引きこもりや寝たきりを予防し、自立支援サポートすることを念頭に置き、健全な高齢化社会の一端を担える事業として軌道に乗せたい」と話している。
同社は１９５３（昭和２８）創業、７１年法人化。資本金は１千万円。村上社長は同地で行政書士事務所を運営している。 （大島）