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「たつみ寿し」7店舗の営業権を取得
 潟Wェイアンドジェイ 熊本市内の3店リニューアル

飲食業の潟Wェイアンドジェイ(熊本市春日7丁目、松山勝幸社長)はこのほど、潟tードラボ(同市麻生田3丁目、立原知博社長)から回転寿司店「たつみ寿し」の営業権を取得した。
  M&Aにより潟tードラボの子会社・汲スつみ寿しを買収したもの。買収金額は8500万円。正社員16人を含む従業員は引き続き雇用する。取得した店舗は熊本市の田崎店、麻生田店、長嶺店、菊池郡菊陽町の菊陽店、山口県の小野田店、佐賀県の鳥栖店、上峰店の7店。うち熊本市の3店舗は屋号を「廻鮮にぎり鮨 さかな市場」に変更、店舗も改装し、4月16日にリニューアルオープンした。従来よりも高級志向の素材を使用し、同業他社との差別化を図る。客単価は1600円程度。年商は1店舗平均1億〜1億2千万円の見込み。営業時間は全店午前11時から午後10時まで。このほかの4店舗に関しては、当面は「たつみ寿し」の屋号で営業する。
同社では「海鮮居酒屋を展開している当社としては、以前から寿司事業への参入を検討していた。今回たつみ寿しの店舗やノウハウを受け継ぐことで、効率的に寿司店という業態を始めることができる。当社独自のノウハウと融合し、素材にこだわった寿司店を展開していきたい。今後既存の居酒屋を回転寿司店にリニューアルすることも計画している。業態の幅を広げ、さまざまなニーズに応えていきたい」と話している。
同社は91(平成3)年12月設立、資本金は4億8300万円。従業員はパート、アルバイト含め約1770人。九州一円に「十徳や」「寿里庵」「さかな市場」「ピソリーノ」などの飲食店を展開している。4月1日に菊池市隈府に「十徳や菊池店」を出店し、店舗数は68店舗となった。 (佐藤奈)

週刊経済:2005年4月19日発行 No.1323

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