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多良木町にプレカット工場を整備拡充
 新産グループ 総事業費は約3億6千万円

新産住拓鰍中核とする新産グループ(熊本市、小山幸治会長)は、5月17日に多良木町に本格的なプレカット工場を整備することを発表した。同グループ5社が中心となって設立した「多良木プレカット協同組合」(代表理事 小山幸治会長)が多良木町(松本照彦町長)と進出協定を結んだ。
整備拡充するプレカット工場は、1996年に新産住拓が建設した製材工場を活用し、柱や梁などのプレカット機器2基を導入する。本格稼動は8月の予定で、総事業費は約3億6千万円。
同グループでは、人吉球磨地方の木材を中心に100%国産材、天然乾燥の森林認証材による木材産直流通システムの住宅建設を推進。原木の生産者、製材加工業者と連携し、品質の高い木材生産から製材、現場での施工までを一貫して管理する生産販売ネットワークを構築してきた。
同組合代表理事の小山幸治会長は「市場規模の大きい福岡への展開も視野に入れながら、県産材の地産地消だけでなく人吉球磨の地域活性化に貢献していきたい」と話している。 (桜木)
週刊経済:2012年6月12日発行 No.1676

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