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新館3階の病棟をホスピスに転換
 合志第一病院 9月1日から

特定医療法人萬生会(熊本市南区田迎町田井島、河北誠理事長)運営の合志第一病院(合志市御代志、坂本泰雄院長)は9月1日、新館3階の病棟を一般病棟から緩和ケア(ホスピス)病棟に転換した。
この病棟は2010年4月から休止していた緩和ケア病棟を改装し、昨年12月に緩和ケアも行う一般病棟として再スタートしていたもの。看護師の配置などを充実させ、ホスピス病棟としての施設基準を満たした。ベッド数は22床(うち6床は休床)、すべて個室。ホスピスに転換したことで、稼働病床の半数(8床)の個室料は無料になる。
病棟には家族が泊まることができる和室などを設置。また、フロア中央に薪ストーブを設けているほか、屋上には庭園を造り、より日常に近い生活を送れるよう配慮しているという。
同病院では「当初は看取りの緩和ケアだけでなく抗がん剤などの治療もする患者を受け入れたいという方針から一般病棟としてリニューアルオープンしたが、実際には院内の一般病棟と連携することでさまざまな状態の患者を受け入れられることがわかった。緩和ケアに特化することで患者の心と体の辛さを取り除き、生きがいや希望を取り戻すお手伝いをしていきたい。また、ホスピスの施設基準で半分は個室料が無料になっているため、患者の経済的負担が抑えられるというメリットもある」と話している。 (佐藤奈)
週刊経済:2012年9月18日発行 No.1690

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