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中国・営口市に省エネ冷暖房機器の工場建設
 エコファクトリー 現地企業と合弁会社設立

熊本市水前寺2丁目の環境機器製造・エコファクトリー(村上尊宣社長)は、中国遼寧省営口市に合弁会社を設立し、省エネタイプの冷暖房機器の製造工場を建設する。7月26日に起工式を実施し、10月に完成、年明けから出荷を開始する。
設立した合弁会社は現地の木造住宅メーカー・営口小雨集成房屋有限公司との合弁で、社名は「営口微子空調有限公司」。資本金は1千万元。出資比率はエコファクトリー30%、営口小雨集成70%。エコファクトリーが開発した輻射(ふくしゃ)式冷暖房機器「エコウィン」を製造、中国各省に総代理店を配し販売展開する計画。
工場は営口小雨集成が持つ工場用地60万uの一角に建設予定。敷地面積は約5千u、平屋建てで床面積5千u程度の建屋を建設する。工場ではエコファクトリーが供給する熱源機と現地で調達した部品などで「エコウィン」を組み立て、検査を行う。生産能力は年間5千台程度。
村上社長は「著しい経済成長と共に環境問題も抱える中国での環境ビジネス展開には以前から意欲を持っており、昨年から営口小雨集成と業務提携契約を結ぶなどして準備を進めてきた。合弁会社を中心に中国でのエコウィン販売のビジネスモデルを確立し、将来的にはそのほかの国でも展開していきたい」と話している。
エコファクトリーは1996(平成8)年4月設立、資本金は3150万円。建築設計事務所の泣鴻Nス(同社長)の関連会社。国内では不二ライトメタル鰍ネどに製造委託し、全国35社の代理店ネットワークで販売展開している。
営口小雨集成は現地の企業グループ・営口小雨集団の中核会社。同グループは木造家屋の建築や輸出、各種資材の取り扱い、不動産開発などを行っている。 (佐藤奈)
週刊経済:2011年7月26日発行 No.1632

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