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熊本地震を踏まえた教育の方向性をテーマに講演・・・大西一史熊本市

2018年6月25日(月)

 大西一史熊本市長は6月17日、熊本市東区の県立大学で開かれた熊本りぶるの会(代表=浦田祐三子県議)の主催した第2回キャンパスセミナーで登壇し約100人の参加者を前に「熊本地震を踏まえての教育の方向性について」のテーマで講演した。
 大西市長は「熊本地震は多くの教訓があった」と切り出し学校施設の地震被害についてスライドを交えながら説明。「避難場所として指定され安全性が確保されないといけない場所も被災した。さらに教育施設が避難場所になっていた学校では避難者が留まり、授業が再開しにくい環境もあった」と指摘。「教育施設の安全性を担保するとともに、教育施設としての学校、避難所としての学校。それぞれの役割、機能を考えないといけない」と語った。
 「熊本市立の学校施設の復旧状況は平成30年3月31日現在で 94・5%が復旧済み」としながら現在プレハブ校舎で授業を行っている東野中学校の新校舎建設など今後の学校施設の復旧計画を紹介。災害に備えた今後の対応について貯水機能付給水管、プール水消防隊採取口、電源自立型ガス空調、マンホールトイレなどの設置を進めると説明。「特にマンホールトイレは熊本地震時に避難所の生活環境向上に貢献できた。今後の整備計画をさらに前倒しして進めたい」と語った。
 地震のショックが大きくカウンセリングが必要な子どもへの対応や熊本地震を防災教育に生かすため副読本を制作したエピソードなどを紹介した後、「個々人の備蓄に取り組んでいただき、地域で避難所を運営できるコミュニティの構築を皆様にもお願いしたい。行政もしっかり支援していく」と語った。(政治経済部・宮崎泰樹)

「熊本地震を踏まえての教育の方向性について」のテーマで講演した大西市長
約100人が参加したセミナー