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「新幹線と政令市はビッグチャンス」・蒲島知事・幸山市長、五百旗頭理事長

2012年7月10日(火)

 くまもと経済・樺n域情報センターは7月9日、熊本市中央区城東町の熊本ホテルキャッスルに蒲島郁夫県知事、幸山政史熊本市長、五百旗頭熊本県立大理事長を招いて、「くまもと経済・特別座談会」を開いた。
 これはくまもと経済・別冊「くまもと経済EX2012」の特別・特集座談会として開いたもの。@九州新幹線の全線開業A熊本の産業・観光振興策B熊本のポテンシャルC道州制導入に伴う州都問題などをテーマに意見を交換した。デジカメ・松岡が司会・進行役を務めた。まず蒲島知事が「3月25日に知事に再選され、新たに@活力をつくるAアジアとつながるB安心を実現するC100年の礎を築くーの4つの戦略目標を立てた。目的はあくまで県民の幸福量の最大化。この4つの目標に向かってチャレンジしていきたい」と切り出した。、幸山市長は「九州新幹線の全線開業、政令市への移行は熊本の長年の悲願。これが同時に訪れた。熊本にとってはビッグチャンス。少子高齢化でいずれ熊本市も人口減に転じる。熊本市は20番目の政令市。最後発だが、社会の変化の中ではトップランナーでもある」などと語った。さらに五百旗頭理事長は「35年前、私がハーバード大の客員研究員でいたころ、蒲島さんが大学院の政治学生としてやってきた。そのとき、愛郷心の強い、泣き言を言わない、面白い人だなと思った。それ以来の親交で、今回県立大の理事長になった。抱負としては右肩下がりの時代であり、人としての充実感を大事にし、やりがいを持つ、志を持つ人材を育てていきたい」と語った。座談会はこのあと、熊本の産業・観光戦略、道州制・州都問題などについて意見を交わした。

「活力をつくるなど4つの戦略目標を・」と蒲島知事
「新幹線・政令市はビッグチャンス」と語る幸山市長
「志を持つ人を育てたい・」と語る五百旗頭理事長
熊本市城東町の熊本ホテルキャッスル
熊本の将来を語り合う座談会の出席者(11階)
司会を務めるデジカメ・松岡
ホテルの西側正面に見える熊本城
ホテル11階から見える熊本市花畑町一帯