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「総事業費500億円で桜町再開発・」・九州産交ホールディングス

2012年11月1日(木)

 熊本市中央区桜町の九州産交ホールディングス(矢田素史社長)は10月31日、総事業費約500億円にのぼる桜町再開発計画の概要を発表した。バスターミナルを中心にホテルやマンション、商業施設、コンベンション施設などを整備する。
 矢田社長らが会見して明らかにしたもの。計画によると開発面積は約2万8000平方m。開発の総延べ床面積は13万平方m〜14万平方m(現状は10.2万平方m)。バスターミナルは1階の平面式で再整備する。ただし、バスの出入り口は歩行者空間のシンボルプロムナードに面した花畑公園側をなくし、南北の2か所となる。商業施設は約5万平方mで、シンボルプロムナード側に配置する。コンベンション施設は3000人収容可能な施設で西側に公的施設として整備する。ホテルは客室数が約200室でNTT熊本支店側に建設する。マンションは熊本城の眺望を生かした都市型マンションで約100戸。西北側に建設する。平成27年春に着工し、30年春の完成をめざす。
 入居するホテルや商業施設は現在営業中の県民百貨店やセンタープラザ内のテナント(約70店)の意向を聴きながら選考する。矢田社長は「ようやく再開発計画の概要がまとまった。政令都市・熊本市にふさわしい、賑わいのあるまちづくりに努めたい。特に商業施設については地元のテナントと共に全国的に人気のある店に入居してもらうよう取り組んでいきたい」などと語った。

桜町再開発計画の完成予想図
新ホテルや商業施設がつくられる熊本交通センター
「賑わいのあるまちづくりをしたい」と語る矢田社長
「シンボルプロムナード」となる桜町・花畑町一帯
桜町のバスターミナル(熊本交通センター7階から)
センタープラザの地下商店街
商業施設・ホテル・マンションなどの再開発ゾーン
熊本交通センターのバス発着場