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「桜町と熊本駅0番線が将来を決める・」・田川熊本商工会議所会頭

2013年1月31日(木)

 熊本商工会議所の田川憲生会頭(ホテル日航熊本社長)は1月29日、同ホテルで「桜町の再開発と熊本駅のゼロ番線開発が熊本の将来を決める」などと語った。
 これは同日開かれた「熊本学園大学経済同友会と熊大同友会の合同新年会」で「熊本商工会議所会頭として」と題して講演したもの。田川会頭は「今日は知っている人ばかりで、話しにくい」と笑顔で切り出したあと、1昨年11月に同会頭に就任した時の経緯について、「肥後銀行の甲斐頭取はじめ、古荘善啓副会頭ら4人の副会頭さんらの説得を受け、逃げられないと引き受けた」と説明。現在の熊本について、「今、熊本は九州新幹線が全線開業、熊本市が政令指定都市に移行。ともに長年の悲願が二年続けて実現した。熊本は二つの巨大エンジンを持った。百年に一度のビッグチャンスと受け止め、百年の大計の礎を築く時だと思う」と強調した。そして経済団体との連携については、「熊本経済同友会、県中小企業団体中央会など4団体と相互連携を強化していく。中でも経済同友会とは二人三脚で進むことで合意している」と語った。当面する熊本の課題については、「産学官で共通認識を持ち、まず、熊本都市圏ビジョンをつくる。いま作業中で、近く発表出来ると思う。その中で、熊本の将来を決めることが二つある。一つが桜町・花畑町の再開発。もう一つが熊本駅のゼロ番線の開発。桜町の再開発は2018年春に完成する。つまり5年後だ。そしてゼロ番線も2018年になっている」などと語った。

「桜町と0番線開発が将来を決める」と語る田川会頭
熊本市中央区上通町のホテル日航熊本
熊本学園大経済同友会と熊大同友会の新年会
熊本市中央区横紺屋町の熊本商工会議所ビル
桜町再開発の完成イメージ図
熊本駅の駅舎(東口)