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「建設進む合同庁舎B棟・・」・・国道交通省九州地方整備局

2014年3月18日(火)

 国土交通省九州地方整備局は、熊本市西区春日2丁目に熊本地方合同庁舎B棟を建設している。今年10月に完成の予定。
 これは現在、熊本市中央区二の丸にある熊本地方合同庁舎が老朽化したのと耐震性能不足を解消し、合わせてJR熊本駅周辺の新しいまちづくりに寄与するのが狙い。B棟は地上9階、地下2階建て延べ床約約2万4000平方m。九州財務局や九州農政局が入るA棟(地上12階・地下1階)の南隣りに民間資金を活用するPFI方式で建設している。現在、鉄骨の組み立てがほぼ終わった段階。完成後は熊本地方合同庁舎に入る熊本国税局や熊本市内に点在する自衛隊熊本地方連絡本部、九州地方環境事務所など七つの国の機関(約700人)が入居する予定。整備費は約81億円。熊本駅周辺の関係者は「国の出先機関が熊本駅周辺に集中し、大変便利になる。合わせて熊本駅一帯の街づくりが進み、活気が出てくる」と期待している。

建設工事が進む熊本地方合同庁舎B棟
新しい街づくりが進む県道熊本・高森線(二本木口)
熊本地方合同庁舎A棟とB棟(右)=完成予想図=
九州財務局などが入っている熊本地方合同庁舎A棟
新幹線の開業で交通の拠点性が増している熊本駅
熊本市中央区二の丸にある熊本地方合同庁舎