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「長崎書店・喫茶室が再開・オープン・・」・・熊本市中央区新町

2014年12月27日(土)

 熊本市中央区新町の長崎次郎書店・喫茶室が再開・オープンした。同書店は創業140周年であり、近隣の”文化拠点”として話題を呼んでいる。
 同書店は明治7年の創業。昨年、前経営者の体調不良で閉店していたもので、親戚に当たる(株)長崎書店(熊本市中央区上通町)の長崎健一社長が木造2階建てのレンガ壁の建物を改装して開店した。同書店はかつて森鴎外や夏目漱石も訪れたことがあるという。一方、喫茶室は同建物の2階約100平方m。住居や倉庫として使われていたのを改装して10月26日にオープンした。内装は木と珪藻土の壁を基調としている。大正時代のレトロな雰囲気を醸し出しており、座席は30席。日本一古いというヤマハのオルガンも設置している。コーヒーは菊陽町の岩下珈琲店のこだわりの豆を使用。サンドウィッチやパスタ、カレーなどの軽食も用意している。長崎次郎喫茶室の長崎圭作店長は「今年は長崎次郎書店を創業して140周年。2階に喫茶室をオープンした。オープンして約2か月。雑誌などで紹介して頂き、地元の人はじめ、旅行者の人々、遠くは福岡からも来て頂いている。地域に愛される店づくりを目指したい」と語った。

熊本市中央区新町の長崎次郎書店
長崎次郎喫茶室の長崎圭作店長
長崎次郎喫茶室の店内(2階)
デジカメ松岡が注文した「だんご汁セット)
2階の喫茶室から見える路面電車(COCORO)
喫茶室に飾られている西生了さんの作品(牡丹に唐獅子)
「日本一古い」というヤマハのオルガン
1階の長崎書店店内