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「桜町への出店意向が約200店に・・」・・九州産交HDの矢田素史社長

2017年7月26日(水)

 九州産交HD(熊本市中央区辛島町)の矢田素史社長は7月25日、同本社で「桜町再開発事業の工事は順調に進んでいる。複合施設への出店(テナント)意向がすでに200店近くに上っている」などと語った。
 桜町再開発事業は九州産交が総事業費755億円で建設しているもので、完成は平成31年夏の予定。矢田社長は「現在は157本の基礎クイ(深さ20mから60m)を打ち込んでいるところで、工事の進捗率は11%。基礎工事は11月末までで、そのあと、地下1階地上15階建ての複合施設を建設する。特に商業施設(140店)については、すでに200店近くから出店意向書を頂いている。業種は飲食、食品、雑貨、アパレル、それに美容・健康などサービス関連」と語った。複合施設は商業施設のほか、バスターミナル、MICE施設、ホテル、マンション、シネコン(複合映画館)などが造られる。
 また、九州産交グループの事業について、矢田社長は「今期の業績はまずまずの状況。路線バスの状況は依然として厳しいが、福岡方面などの高速バスは悪くない。飲食店、物販店舗などは好調な業績を上げている」などと語った。
  

「出店意向はすでに200店近く」と語る矢田素史社長
基礎工事のクイ打ちが進む桜町再開発事業
本社ロビーに展示されている桜町複合施設の模型
熊本―福岡間を走る高速バス「ひのくに号」(手取本町)