「ソフトバンクＨの王貞治会長らが列席・」・・安田征史セルモ会長の社葬

 冠婚葬祭・セルモグループの安田征史会長の社葬が9月1日正午から熊本市中央区琴平の玉泉院南熊本会館であり、関係者が大勢参列して、故人の冥福を祈った。
 安田会長は8月13日、薩摩川内市の甑島でスキューバーダイビング中に死去したもの。76歳だった。社葬には福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長(元監督)、読売ジャイアンツの原辰徳前監督、衆議院の野田毅代議士、木原稔代議士、坂本哲志代議士、八代市の中村博生市長、再春館製薬所の西川通子会長、崇城大学の中山峰男学長、テレビ熊本の本松賢会長、えがおの北野忠男社長、コスギ不動産の小杉康之社長ら関係者が多数参列した。まず、葬儀委員長の齊藤秀市玉姫グループ会長が式辞を述べ、読経、弔辞(野田毅代議士、王貞治会長ら)のあと、葬儀副委員長で長女の岩上梨可セルモ社長は「ご会葬頂きありがとうございます。父・会長は人一倍健康に気を遣う人で、まさか、こんなことになるとは思ってもいませんでした。会長は自分や身内にはとても厳しい人で、心配性でもありました。仕事の事では事細かく指導していました。私たちは会長から褒めて貰いたいという気持ちで懸命に働いてきました。会長は亡くなりましたが、会長の��想い”を実現することが私どもの使命だと思います。今後とも研さんを積んでまいりますので、変わらぬお力添えをお願いいたします」とお礼の言葉を述べた。また、葬儀副委員長で長男の安田幸史サンセルモ社長は「何の前触れもなく父・会長はは８月13日に鹿児島の甑島で亡くなりました。偉大な指導者を失ったという気持ちです。これは天が与えた試練だとも思います。会長は揺るぎない信念の人で、いつも”率先垂範”、”ご縁に感謝”と言っていました。また、早くからエンバーミングに取り組み、普及に努めてきました。これからは会長の遺志を受け継ぎ、社員が一致団結して、社業の発展に努めていきたいと思います」などと語った。