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「桜町、熊本駅の再開発は賑わいを創出・・」・・熊本市の大西一史市長

2017年12月13日(水)

 熊本市の大西一史市長は12月11日、熊本市中央区の熊本市役所で「桜町と熊本駅一帯の再開発は熊本の賑わいを創出する。熊本城は新たに450mの仮設道路をつくり、皆さんに復旧過程を見て頂きたい」などと語った。
 これは「くまもと経済」新年号のインタビューに応えて語ったもの。まず、今年1年を振り返って、大西市長は「この1年は震災からの復旧、復興に取り組んだ1年だった。それでも、まだ仮設住宅で生活している方が沢山いらっしゃる。今後も被災者の生活再建に力を入れていきたい。また、福岡市のヤマエ久野が熊本市東区に大型物流センターを建設することになった。私にとっては誕生日のプレゼントになった」と笑顔を見せた。熊本地震からの復旧、復興については、「道路、橋りょうなどのインフラの整備は、来年度末までに完了する。被災者の住宅再建は、全力で取り組む。約1万世帯の人たちが、まだ仮設やみなし仮設住宅で生活されている。出来るだけ早く恒久的な住宅に移って頂きたい」。「熊本城については今、復興が進んでいる。城は復興のシンボルでもあり、城彩苑の北東側から450mの仮設道路を造るので、皆さんには復旧過程を見て頂きたい。2年後のラクビーワールドカップまでには大天守の復元も完了する」などと語った。さらに、中心街の再開発については、「桜町の再開発工事が着々と進んでいる。熊本城ホール(MICE) については、すでに沢山の引き合いが来ている。熊本駅一帯の再開発は博多駅ビルに次ぐ大規模なもの。広場を再整備し、品格のある熊本駅前にしたい。中心街の再開発は熊本の賑わいを創出する」などと説明した。

「桜町、熊本駅再開発は賑わいを創出する」と大西市長
熊本市中央区手取本町の熊本市役所本館
松岡のインタビューに答える大西一史市長(右)
復旧工事が進む熊本城(右が大天守)
家族連れなどで賑わう下通商店街
鉄骨の組立てが始まった桜町の再開発事業