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「重症患者をメーンにした救急・高度医療・」・済生会熊本病院の中尾院長

2018年1月10日(水)

 済生会熊本病院(熊本市南区近見5丁目)の中尾浩一院長は1月9日、同病院で「当病院は重症患者をメーンにした救急・高度医療の専門病院として地域社会に貢献していきたい」などと語った。
  これは「くまもと経済」の2月号インタビューに応えて語ったもの。中尾院長は昨年4月、副院長から院長に昇格した。大分県別府市出身、熊本大学医学部卒。57歳。院長就任から9か月を振り返って、「2012年から副院長をしていたので、仕事の流れは分かっていた。ただ、トップとして判断しなくてはならないことが多く、院長の責任の重さをヒシヒシと感じている」と感想を語った。同熊本病院の現状について、「当病院は外科、消化器、呼吸器、腫瘍、腎臓科、心臓血管、神経内科など救急医療、高度医療に絞った診療体制を採っている。病床は400ベッド。ベッド数では中規模の病院と言えるが、職員・スタッフは約1900人で、同規模の病院に比べると多い。うち医師は143人。看護師も多く717人。年間の手術件数は5,765人に上っている。売上高に当たる年間診療報収入は240億円余り」と説明した。病院の特色は、「断らない救急医療、重症患者をメーンにした高度医療の専門病院で、国際的な医療機能評価のJCIの認証を取得している。JCIの認証を取得しているのは、九州でうちだけ。質の高い医療を提供することで、今後も地域社会に貢献していきたい」などと語った。
 なお、中尾院長の趣味は旅行とゴルフ。

「高度医療の専門病院として貢献したい」と中尾院長
熊本市南区近見5丁目の済生会熊本病院
松岡のインタビューに答える中尾浩一院長(左)
済生会熊本病院の1階ロビー・待合室
病院西側にある休憩室(食堂)、コンビニ、花店
背広姿で写真撮影に応じる中尾浩一院長