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「目立つ熊本市中心部の地価上昇・・」・・コスギ不動産の小杉康之社長

2018年3月28日(水)

 コスギ不動産(熊本市中央区)の小杉康之社長は、このほど熊本市のホテルで「このところ熊本市中心部の商業用地価が上昇している」などと語った。
 これは熊本キワニスクラブの例会で「復興の現状と熊本の不動産状況」と題して講演したもの。小杉社長は熊本地震からの復旧・復興の状況を述べたあと、「熊本市の中心部の商業用地価は、このところ上昇している。特に下通はこれまで坪当たり500万円ぐらいだったのが今は700万円、高いところは1000万円ぐらいで売買されている。また、銀座通り周辺は200万円ぐらいの土地が300万から400万円。上通周辺は100〜200万円の土地が300〜400万円で取り引きされている。水道町やサンロード新市街は150万円ぐらいだったのが、300万〜400万円で取り引されている。熊本は東北と違って、桜町や熊本駅一帯など中心街の再開発が活発で、様相が違っている」と語った。「地価上昇の要因はビジネスホテルとマンション用地の需要が旺盛なため」と説明した。
 一方、「住宅地の地価はあまり上がっていない。その中で、光の森周辺や合志市は依然として人気がある」などと語った。

「熊本市中心部の商業地価が上昇」と語る小杉社長
小杉社長(右)の講演を聴く熊本キワニスクラブ会員
熊本の地価が最も高い熊本市中央区の下通商店街
大型ビルの建設が進む熊本市・桜町再開発事業
マンション等の需要で地価が上昇する上通商店街一帯
坪300〜400万円で取り引きされている銀座通り一帯