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「アジアのリーダー都市目指す・・」・・福岡市の高島宗一郎市長

2018年7月26日(木)

 福岡市(福岡市中央区天神)の高島宗一郎市長は7月25日、同市役所本館で「福岡市は経済が成長し、都市の発展と人口の増加が続いている。今後は天神ビッグバンやウォーターフロントを推進し、アジアのリーダー都市を目指す」などと語った。
 これは「ふくおか経済」9月号のインタビューに応えて語ったもの。高島市長は大分市出身、43歳。大分舞鶴高校ー獨協大学法学部卒。今年は2期目の最終年。この4年を振り返ってー、高島市長は「福岡の経済が成長し、都市が大きく発展した。福岡市の人口は、現在157万7000人。毎年12,000人から15000人増えている。経済の成長と人口の増加で、福岡市の地価上昇率は東京や大阪の約2倍。観光客やビジネス客も大幅に増加し、市内のホテルの部屋は約6000室増えた。オフィスの空室率も1.5%で、極めて低い状態」などと福岡市の成長を語った。「現在は、ふくおかネクスト、国家戦略特区・創業支援や天神ビッグバン、ウォーターフロントなど都市の成長をけん引する施策を推進している。皆さんがワクワクするような街をつくりたい」などと語った。「特に天神ビッグバンについては、航空法の高さ制限が115mまで緩和され、天神地区の中心(渡辺通り西側)で高さ26階建ての高層ビルも造れるようになった。西日本鉄道の”福ビル”の建て替えも始まる。今後10年間でビル30棟の建て替えが進み、約3000億円の投資効果が見込まれる。天神の街の様相は一変するだろう」と語った。来年はG20財務大臣会議、ラクビーワールドカップなど国際的なイベントが目白押しー。「こうした大会や会議の開催は世界における福岡のプレゼンスを高める。福岡はアジアのリーダー都市を目指す」と力強く語った。

「アジアのリーダー都市目指す」と語る高島宗一郎市長
福岡市中央区天神1丁目の福岡市役所本館
松岡のインタビューに応える高島宗一郎市長(左)
成長著しい福岡市(人口157万7000人)の市街
航空法の高さ制限緩和で26階建てビルが造れる天神
大型クルーズ船が着岸した博多港(昨年は326回寄港)
「出かけたくなる街」といわれる福岡市天神(地下街)
延伸工事が進む地下鉄3号線(博多駅前付近)