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「70万都市・熊本の維持を・・」・・2040年の将来推計人口

2018年7月30日(月)

 「熊本は将来も”70万人都市”を続けて欲しい・」ー。2040年の熊本市の推計人口が70万人を超えることが分かった。熊本の経済人から”新しい推計人口”に期待する声が上がっている。
 2040年の推計人口は、熊本市が7月25日に明らかにしたもの。それによると2040年の熊本市の推計人口は70万8000人。国勢調査(2010年の)に基づいた熊本市の人口は、2040年に65万9000人になると見られていた。今回、推計人口が上向いたのは、女性一人が生涯に産む子どもの推定人数(合計特殊出生率)が2005年の1.34から1.52(2016年)に上昇したため。一方、熊本県の人口は2015年の国勢調査で178万8000人だったのが、2040年には151万2000人になると推計されている。今年6月1日現在の熊本市の人口は73万9960人、熊本県の人口は175万7405人で、県都の人口集中率が42.1%となった。今後も県内における熊本市への一極集中が高まる見通し。
 熊本の経済人からは「熊本市の将来人口が”70万人超”と上方修正されて、良かった」。「熊本市は桜町の再開発事業や熊本駅一帯の再開発計画などがあり、期待が持てる。若者も集まって来るだろう」、「熊本市は九州で実質的に福岡市に次ぐナンバーツーの重要都市。今後も福岡と共に発展すると思う」という声が上がった。

若者や家族連れで賑わう熊本市下通商店街
高層ビルが林立する熊本駅周辺
文化的な香りがある熊本市上通商店街
着々と工事が進む桜町再開発事業(左は高層マンション)
桜町再開発事業の完成予想図
グランドオープンした「肥後よかモン市場」(熊本駅)
買い物客が行き交う手取り本町界隈
JR九州が建設する「熊本駅ビル」(右は新幹線・在来線)