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「福岡県はとても元気。来年は国際催事が相次ぐ・」・福岡県の小川洋知事

2018年10月4日(木)

 福岡県の小川洋知事は10月3日、福岡市博多区の福岡県庁で「福岡県はとても元気。来年は福岡でラクビーワールドカップ、G20財務相会議など大型イベントが目白押し」などと語った。
 これは「ふくおか経済」の11月号のインタビューに応えて語ったもの。 今年は小川県政2期目の最終年度。「お陰様で知事になって8年目。豪雨など災害はあったものの、福岡県はとても元気な県になった。人口も増え、現在の県人口は510万1000人。さらに福岡県を元気にし、温かみのある行政を進めていきたい」と感想と抱負を語った。今後の重点的な取り組みは、「まずは、災害の復旧・復興。それに中小企業対策。福岡県の企業の99.8%は中小企業。雇用の約8割を占めている。若者の働く場をつくり、それぞれの地域の特性に合った対策をとっていきたい。そして、新産業の育成、事業承継。観光振興とインバウンド対策。インバウンドについては、昨年、九州を訪れた外国人観光客は490万人。その約7割が福岡県を訪れている。外国人観光客は過去最高。福岡が九州の玄関口になっている」などと説明した。
 また、農産物の消費拡大と輸出について、「福岡県は工業県と思われているが、農業県でもある。全国で16位。特にイチゴのあまおうやキウイフルーツ、八女茶などはブランド化を図っている。ほかにも温州ミカン、柿、ナシなど。昨年の輸出額はアジアを中心に32億円。今後は50億円を目指していきたい」と語った。
 福岡県は大型イベント、催事が目白押し。「そう、来月は福岡で伝統工芸品全国大会がある。来年はラクビーワールドカップ、G20財務相・中央銀行総裁会議などがある。観客や市民の輸送体制、セキュリティ―対策などの準備を整えておく必要がある」などと語った。

「福岡県は人口も増え、とても元気」と語る小川県知事
福岡市博多区の福岡県庁本館
松岡のインタビューに答える小川洋知事(右)
福岡県庁知事応接室(8階)から見える東公園
県庁ロビーに掲げられている「スポーツ立県福岡」の看板
人口157万人の福岡市の市街