「業界は物流の92％を担っている・・」・・熊本県トラック協会の新年会

　「トラック運送業界は物流の92％を担っている」ー。熊本県トラック協会(住永豊武会長)は、1月25日午後6時から熊本市中央区水道町のホテル日航熊本で平成31年新春賀詞交歓会を開いた。
 これは荷主企業、行政、金融機関、報道機関などの関係者を招いて、毎年経営セミナーと賀詞交歓会を開いているもので、今年は県経済農協連合会の加来誠一会長ら約200人が出席した。まず、住永豊武会長が「私どもトラック運送業は物流の92％を担っています。しかし、運輸業界は人手不足、運転手不足で大変厳しい状態にあります。運転手は長時間働いて、給料は安いという状態にあります。私どもは運転手の働き方改革の改善なくして現状通りの使命を達成するのは困難であると考えています。各界の皆さまにはぜひご理解を頂きたいと思います」などと挨拶した。続いて、野田毅代議士、坂本哲志代議士、江田康幸代議士、馬場成志参議、藤木眞也参議、磯田淳県商工観光労働部長、加来誠一県経済農協連合会長らが祝辞を述べ、松野完治九州運輸局熊本運輸支局長の音頭で乾杯した。このあと、会員企業や行政機関、荷主企業の代表者らは、それぞれのテーブルで酒を酌み交わし、近況を語り合って懇談した。