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「熊本空港へのアクセスは鉄道延伸で・」・熊本商工会議所と経済同友会

2019年3月15日(金)

 熊本商工会議所と熊本経済同友会は3月14日、熊本市中央区の熊本商工会議所で同会議所の都市戦略委員会と経済同友会の都市圏戦略委員会の合同委員会を開き、「熊本都市圏の将来ビジョン」等について意見を交換した。
 これは同会議所と同経済同友会が共通の活動目標を設定して活動しようと定期的に意見交換しているもの。今回は熊本放送の上野淳社長、シアーズホームの丸本文紀社長、岩永組の岩永一宏社長、ホテル日航熊本の川崎博社長、熊本県信用組合の島田万里理事長、熊本中央リースの永島賢治会長、熊本日日新聞社の岩元俊弘専務、西嶋コーポレーションの西嶋公一専務、日本銀行熊本支店の倉本勝也支店長ら約30人が出席した。まず、熊本経済同友会代表幹事で熊本商工会議所副会頭の久我彰登鶴屋百貨店社長が挨拶し、橋本上・都市(圏)戦略委員長(九州電力熊本支社長)は「今回は今年度3回目の合同委員会。2050年を目標とした”熊本市中心市街地のグランドデザイン・10のプロジェクト。この事業の具現化を目指して、皆様のご意見を承りたい」と司会進行。続いて、事務局から「グランドデザイン2050の具体的な事業内容の検討状況」、「熊本都市圏将来ビジョンの進捗状況」、「2019年度活動計画案」についての説明があった。
 特に「阿蘇くまもと空港へのアクセス改善」については、「熊本県、熊本市と鉄道延伸、モノレールの新設、市電延伸の3案を検討した結果、大量輸送性、事業費、採算性などから鉄道延伸が最も効果的あるという結論に至った」。また、「熊本城、水前寺・江津湖公園を国際観光重点地域に指定し、外国人)観光客の集客を図る。NHK大河ドラマを活用したプロモーション検討する。併せて、事業者のキャッシュレス決済の導入を進める」などと説明。このあと、意見を交換した。

「熊本市のグランドデザインは重要テーマ」と久我社長
会議所・同友会の会員約30人が出席した合同委員会
橋本上・都市(圏)戦略委員長(九州電力熊本支社長)
「グランドデザイン2050は30年間続けること」と丸本社長
「熊本地震から3年。節目にある」と倉本日銀支店長
「キャッシュレスの問題は重要」と岩元熊日新聞専務