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「3期目県政に全力で取り組む・・」・・福岡県の小川洋知事

2019年5月10日(金)

 福岡県の小川洋知事は5月9日夕、福岡市博多区の福岡県庁で「今回の選挙では129万票余りの票を頂いた。責任の重さを感じ、身の引き締まる思い。今後は福岡県の発展のため、全力で課題に取り組む」などと語った。
 これは「ふくおか経済」の6月号のインタビューに応えて語ったもの。小川県知事は今年4月の福岡県知事選挙で、新人2人を大差で破り、3選を果たしたもの。小川知事は「県下各地域の皆さまが自分たちの地域をもっと良くしたいという思いをヒシヒシと感じた。責任の重さで身の引き締まる思いがする」と切り出し、小川県政3期目の課題について。「キーワードは”地方創生”。住み慣れたところで、@働くA暮らすB育てるー環境を整え、支援すること。この三つが基本。福岡県は人口も増加し、とても元気な県になった。さらに福岡県の各地域を元気にし、福岡県を発展させたい。そして、温かみのある行政を進めていきたい」と感想と抱負を語った。具体的な取り組みは、「まずは、災害の復旧・復興。それに中小企業対策。福岡県の企業の99%は中小企業。雇用の約8割を占めている。それぞれの地域の特性に合った対策をとっていきたい。そして、新産業の育成、事業承継。観光振興とインバウンド対策。昨年、九州を訪れた外国人観光客の約7割が福岡県を訪れている。福岡が九州の玄関口になっている。企業誘致も成果を上げている。苅田町にユニ・チャームの工場、久留米市に資生堂の進出などが決まり、ほかにも問い合わせが相次いでいる」と説明した。
 さらに、「今年は大型イベント、催事が目白押し。ラクビーワールドカップ、G20財務相・中央銀行総裁会議などがある」などと語った。

「3期目県政に全力で取り組む・」と語る小川洋知事
福岡市博多区東公園の福岡県庁
松岡のインタビューに答える小川洋知事(右)
人口128万人の福岡市の市街(手前は大濠公園)
「福岡県をもっと元気にし、発展させたい」と小川知事
福岡市の中心街・天神の福岡三越デパート一帯