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「ギネス世界記録認定で売上が大幅増・・」・・明月堂の秋丸真一郎社長

2019年8月28日(水)

 菓子製造業・明月堂(福岡市博多区)の秋丸真一郎社長は8月27日、同区東那珂2丁目の同本社で、「博多通りもんがギネス世界記録に認定されて、6月以降売上高が大幅に増加している」などと語った。
 これは「ふくおか経済」の10月号のインタビューに応えて語ったもの。秋丸社長は「主力商品の”博多通りもん”が、今年6月にギネス世界記録に認定され、売り上げが大幅に増加している。増産しても追いつかない状態」と笑顔を見せた。博多通りもんは今年6月、2018年(1年間)に世界で最も売れたあんこ饅頭として、ギネス記録に認定されたもの。
 今年3月期決算の売上高は!。「61億7000万円だった」。今期の売上高は!。「まだ、予測がつかない」。「現在、練乳、国産バターなどの原料調達に困っている。特にバターがずっと不足状態。国産バターは、わが社のこだわりの味を維持していくうえで必要な原料。今後も皆様においしい、独自の味わいをお届けしていきたい」と説明した。
 新商品の開発は!。「積極的に取り組んでいる。博多通りもん、博多玉露まんじゅうに続くヒット商品をつくりたい」などと語った。
 秋丸社長は福岡市博多区上川端出身、55歳。福岡高校ー西南学院大学中退。趣味は観劇(歌舞伎など)、音楽鑑賞。

「売上高が大幅に増加している」と秋丸真一郎社長
福岡市博多区東那珂2丁目の明月堂本社・工場
松岡のインタビューに答える秋丸真一郎社長(左)
「博多通りもん」のギネス世界記録表示板
ギネス世界記録に認定された「博多通りもん」
「博多通りもん」などを売っている明月堂売店(博多駅)