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「消費者が求めていた新しい商業施設・・」・・経済同友会の甲斐代表幹事

2019年9月19日(木)

 熊本経済同友会の甲斐隆博代表幹事(肥後銀行会長)は9月18日、熊本市中央区練兵町の肥後銀行本店で「サクラマチクマモトは初日から大変な賑わい。これは消費者が求めていた新しい商業施設。おしゃれな空間になっているようだ」などと語った。
 これは「くまもと経済」の10月号のインタビュー(特にサクラマチクマモトのオープンと中心市街地の活性化)について語ったもの。
 まず、サクラマチクマモトの開業についてー。甲斐代表幹事は「まだ、サクラマチクマモトは見ていない」と前置きしたあと、「初日は25万人の来場と聞く。大変な賑わいで、これは県民百貨店がなくなったあと、消費者が求めていた新しい商業施設だと思う。おしゃれな空間になっているようだ」と語った。
 「サクラマチクマモト」は桜町だけでなく、新市街、下通商店街、上通商店街などにも賑わいと影響を与えている。「そう、中心市街地の回遊性の向上が期待される。中心市街地の活性化には新市街や下通商店街、上通商店街など関係の皆さんが連携し、新しい街づくりに取り組んでいただくことが重要」。
 一方で、熊本地震以降、古町・新町などで駐車場や空き地が増え、”市街のスポンジ化現象”が起きているー。「これは重要な課題で、市街地活性化の阻害要因になる恐れがある。できるだけ早く、事業化ができるような環境を整える必要がある」などと語った。

「市民が求めていた新しい商業施設」と甲斐代表幹事
熊本市中央区練兵町の肥後銀行本店
9月14日にグランドオープンした「サクラマチクマモト」
連日、大勢の人が詰めかけている「サクラマチ」1階周辺
賑わいが戻ってきたサンロード新市街
若者たちで賑わう下通商店街