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「熊本パルコは来年2月末で閉店・・」・・三陽(株)は解体工事に

2019年10月30日(水)

 フアッションビルのパルコ(本社・東京都渋谷区)は、来年2月29日に熊本市中央区手取本町の熊本店を閉店する。これに伴い、ビル所有会社の三陽(株)(木下修社長)は来春(以降)から解体工事に着手する。
 これはパルコ熊本店の施設(地上9階、地下1階)が老朽化し、このままでは郊外型ショッピングセンターやCOCOSA、サクラマチクマモト、インターネット通販などとの競争に対応できないと判断したと見られている。ただ、パルコ熊本店は熊本市中心街の一等地にあり、中心市街地の”顔”として市民に親しまれてきたことから、同ビルの建て替え後に再び入居する”可能性”がある。
 一方、ビル所有会社の三陽(株)は来春(以降)から約1年がかりで、解体工事に着手する予定。新店舗については現在、パルコ側と協議を進めているという。
 木下修社長は「ビルの建て替えを検討しているが、建て替える際に通りからセットバックすることになれば、売り場が相当狭くなり、フロア構成や家賃収入に影響することになる」と語っている。

来年2月末で閉店するパルコ熊本店
パルコ熊本店の店内
「パル子、さしより卒業します!」との大掲示パネル
パルコ熊本店の下通側
「SAKURAちゃん、開業おめでとう」というエールの看板
「令和2年2月29日」にパルコ閉店の告知
若者らで賑わう下通商店街
熊本市中央区桜町にオープンした「サクラマチクマモト」