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「予想上回る335万人がサクラマチ入店・・」・・九州産交の矢田素史社長

2019年11月7日(木)

 九州産交ホールディングス(熊本市中央区)の矢田素史社長は11月6日、同本社で「サクラマチ・クマモトが9月14日にオープンしてから11月2日までの50日間で、入店客は335万人に達した。予想を上回る人出となっている」と語った。
 サクラマチ・クマモトは九州産交HDが総事業費約777億円かけて建設した複合商業施設。ビル全体の延べ床面積は16万平方m。高層マンション、ホテル、熊本城ホールとなるMICE施設、商業施設、オフィス棟などから成る。このうち、商業施設は地下1階から地上6階までの部分。入居している店舗は149店。主にアパレル(衣料)、食品、雑貨、飲食、サービス関連が入っている。
 サクラマチ・クマモトがオープンして2か月近く。入店客は?。「オープンから11月2日までの50日間で、入店者は335万人。予想を超える入店客となっている。おかげで、バスの利用客も昨年比10%増ぐらいで推移している」と笑顔を見せた。
 149店舗の業績は?。「これは様々で、目標を上回っている店もあれば、下回っているところもある。入店客のお買い上げ率がやや低いのと客単価が低いので、トータルとしては計画を少し下回っている」と答えた。
 食品スーパーの「フードウェイ」やレストラン、タピオカの店などは賑わっているように見えるが?。「そう、フードウェイやレストランは好調。タピオカのドリンク店、3階のレストラン街は人気。行列ができている店もある。今後も引き続き、新しいイベントや改善点に取り組んでいきたい」と語った。

「予想を上回る335万人が入店」と語る矢田素史社長
複合商業施設・サクラマチ・クマモト(熊本市中央区桜町)
若者らで賑わうサクラマチ・クマモトの店内(1階)
高校生や若者らで人気のタピオカ・ドリンクの店(地階)
買い物客で賑わう食品スーパー「フードウェイ」
地階の「フードコート」も若者らでいっぱい
昨年より乗降客が10%も増えた桜町バスターミナル
”サクラマチ効果”で通行量が約3倍になった新市街