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「熊本城前まちづくり協議会結成・」・熊本商工会議所と経済同友会

2020年1月21日(火)

 熊本商工会議所と熊本経済同友会は1月20日、熊本市中央区の熊本商工会議所で商工会議所の都市戦略委員会と経済同友会の都市圏戦略委員会の合同委員会を開き、「熊本城前地区まちづくり協議会」を結成することを内定、意見を交換した。
 これは同会議所と同経済同友会が共通の活動目標を設定して活動しようと定期的に意見交換しているもの。今回は熊本放送の肥後銀行の山木仁副頭取、熊本日日新聞社の岩元俊弘専務、シアーズホームの丸本文紀社長、岩永組の岩永一宏社長、ホテル日航熊本の川崎博社長、熊本フエリーの井手雅夫社長、熊本中央リースの永島賢治会長、西嶋コーポレーションの西嶋公一専務、日本銀行熊本支店の中村武史支店長、NHK熊本放送局の宮原隆明局長ら約40人が出席した。
 まず、両戦略委員会の委員長を兼務する橋本上九州電力熊本支社長が「今回は@2050年を目標とする”熊本市中心市街地のグランドデザインの新たな推進体制を強化するA第22回熊本フォーラムの議論内容の紹介と熊本城前地区まつちづくり協議会の設立B熊本市の「まちなかプロジェクト」についての三議題。会員の)皆さんと情報を共有したい」と挨拶した。そして、「この事業の具現化を目指して、皆さんのご意見を承りたい」などと語り、司会進行した。続いて、事務局から「グランドデザイン2050の具体的な事業内容や推進体制の強化案」などについての説明があった。
 このあと、熊本市建設局都市整備景観課の粟田修副課長から「 まちなか再生プロジェクト〜災害に強く魅力と活力ある中心市街地の創造」についての説明を聴いた。委員からは「今後は熊本県の人口が大幅に減少する。熊本市の人口も減少する。そういう中で、新しいまちづくりをしないと、街はより衰退する。熊本市中心市街地のグランドデザインを具現化して、都市間競争の中で生き残っていく必要がある」などという指摘があった。

戦略委員長を兼務する橋本上九州電力熊本支社長
約40人が出席した商工会議所と経済同友会の合同会議
「新しい街づくりしないと街は衰退する」と丸本文紀社長
「まちなか再生プロジェクト」を説明する粟田修副課長
粟田修副課長が説明した「まちなか再生」のスライド
「上限で300%」の容積率割り増しの施策イメージ