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「東京ー大阪・超電導リニア時代へ・・」・・熊本経済同友会1月例会

2020年1月24日(金)

 熊本経済同友会は1月23日、熊本市中央区城東町の熊本ホテルキャッスルで例会を開き、東海旅客鉄道の葛西敬之取締役名誉会長から「東海道新幹線から超電導リニアへ」と題する講演を聴いた。
  総会には肥後銀行の笠原慶久頭取、テレビ熊本の河津延雄社長、ヤマックスの茂森拓社長、熊本中央信用金庫の沼田雄一理事長、熊本県信用保証協会の真崎伸一会長、肥後交通ホールディングスの野々口弘基社長、NHK熊本放送局の宮原孝明局長ら会員約80人が出席した。新会員の紹介のあと、東海旅客鉄道の葛西敬之取締役名誉会長の講演を聴いた。
 葛西名誉会長は昭和15年10月生まれの79歳。東京大学法学部卒。昭和38年に国鉄入社、東海旅客鉄道取締役、社長を経て、平成26年から現職。葛西名誉会長は「私の人生は東海道新幹線と共に歩いた57年間の鉄道人生」と切り出し、国鉄の分割・民営化、東海旅客鉄道の戦略、積極的な設備投資、安全の確保などについて説明。「東海道新幹線はすでに累計で64億人の人を運んでいる。輸送力の面で限界に近づきつつある。そこで、未来に向けて、東京ー名古屋ー大阪を結ぶ超電導リニア中央新幹線の建設に取り組んでいる。東京ー名古屋間の工事費は5.5兆円。東京ー大阪間になると9兆円になる見通し。完成すれば、東京ー名古屋間の所要時間は約40分、東京ー大阪間は約1時間となる」などと語った。

「新幹線から超電導リニア・」を講演する葛西名誉会長
葛西名誉会長の講演を聴く熊本経済同友会員
自己紹介するSMBC日興証券の澤田貴宏支店長(右)
赤いラインが建設中(東京ー名古屋)のリニア中央新幹線
「リニア新駅の経済効果」を質問する佐竹信彦社長
お礼の言葉を述べる甲斐隆博代表幹事(肥後銀行会長)