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「くまモンパークは4月1日”仮オープン”・」・八代港のクルーズ船拠点

2020年3月25日(水)

 八代市八代港(八代市新港町)のクルーズ船受け入れ拠点に併設中の「くまモンパーク」は4月1日に”仮オープン”する。公園利用は、コロナウイルス感染の恐れから家族連れなど個人利用に限定するという。
 クルーズ船受け入れ拠点の「くまモンポート八代」は、熊本県と国、米クルーズ船会社が、同港南側の県有地約8ヘクタールに総額185億円をかけて整備しているもので、専用岸壁、旅客ターミナル、くまモンパークなどを建設・整備している。くまモンパークは「くまモンポート八代」の一部施設。現在、旅客ターミナル、日本庭園などの工事が着々と進んでいる。ただし、4月1日に開業予定だった物販施設は、クルーズ船寄港キャンセルの影響で、営業開始を先送りした。また、4月7日に予定していたオープニングイベントも白紙に戻している。  
 「くまモンポート」は最大22万トン級のクルーズ船を受け入れることが出来る専用岸壁などを共同整備しているもの。しかし、八代港へのクルーズ船寄港は2017年の66隻をピークに18年が30隻、19年が19隻と年々減少している。新型コロナ感染の流行が長引けば寄港キャンセルが今後も相次ぐ恐れがある。
 「くまモンパーク」の入場料は無料で、利用時間は午前9時から午後5時まで。水曜は定休日。 

くまモン合唱隊など84体のくまモン像が設置されている
着々と整備工事が進む「旅客ターミナル」などの施設
仕上げの工事が進む「日本庭園」
完成した大型バスやタクシー、乗用車などの駐車場
北側のネット越しから見た「くまモンパーク」
のんびりと魚釣りを楽しむ人たち。八代港岸壁(南隣り)