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「”空気”を運ぶ新幹線・・」・・デジカメ・松岡の熊本ー博多”間通勤”

2020年4月9日(木)

 九州新幹線はこのところ、コロナウイルスの感染拡大で、乗客ではなく、”空気”を運ぶ新幹線に”変化”している。また、九州一の繁華街・天神商店街も通行量が大幅に減り、「今後どうなるのか」と心配の声が上がっている。
 九州新幹線は博多ー鹿児島中央駅を結ぶ九州旅客鉄道の高速鉄道路線。コロナウイルスの感染拡大で乗降客が急速に減り、特に4月7日の緊急事態宣言で福岡県が対象地域になって以降、乗降客が激減している。2004年の開業以来の現象。デジカメ・松岡はほぼ一日おきに熊本ー博多間を”通勤”しているが、乗客の減少に戸惑っている。
 いつもは体がぶつかり合うような賑わいの博多駅周辺や九州一の繁華街・天神も人通りが急減している。通行している女性たちは「こんなに人が少ない天神は初めて」、「ひっそりしていて、なんだか寂しい」、「今後、世の中はどうなるのだろうか」などと不安気に話し合っていた。
 デジカメ・松岡も熊本ー博多間の”通勤”回数を減らさなければならないと思った。

九州新幹線・博多駅。車両は「みずほ603号」
1両目の車両(定員60人)に乗客はわずか5人(9日)
通行人が少なく、博多口から筑紫口まで見通せる
いつも行列ができる博多駅の「クロワッサンの店」は客1人
舗道が広く見える福岡三越デパート前(天神)
人通りが少なく、閑散とした感じの「天神地下街」
岩田屋地下2階の蜂楽饅頭店。並んでいる人がいない
4月8日の「サクラ550号」も1号車の乗客が5人だった