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「今期の取扱高は約490億円・・」・・県果実農協連の橋本明利会長

2020年7月3日(金)

 熊本県果実農業協同組合連合会の橋本明利会長は7月2日、熊本市東区小山町の同連合会本所で「今期の総取扱高は、コロナウイルス等の影響で490億円ぐらいになりそう」などと語った。
 これは「くまもと経済」8月号のインタビューに応えて語ったもの。橋本会長は玉名市三ツ川出身の69歳。玉名高校卒。玉名市農協の経済部長、参事、玉名市農協長を経て、平成29年12月に同連合会長に就任した。
 この3年間を振り返って。「3年間は順調にきたと思う。昨年は果実連を設立して65周年。65周年を兼ねて、5月に本部管理棟の竣工式を実施した。ただ、コロナウイルスだけは想定しておらず、これまで体験したことがない事態。今後の影響を心配している」と語った。
 今年9月期の決算見通しは。「売上高にあたる総取扱高は490億円ぐらいになりそう。前年比では92%ぐらいになる。経常利益は13億5000万円ぐらい。きびしい中では、まずまずの業績だと思う」と説明した。「青果部門は温州ミカン、デコポン、甘夏ミカン、晩白柚、梨、栗、柿など。特に温州ミカンとデコポンで全体の約7割を占める。加工部門はミカンジュースが中心だが、甘夏ミカンやデコポンジュース、ニンジン・野菜ジュース、それに、お茶なども生産・販売している」と説明した。
 趣味は。「ゴルフと読書。ゴルフのハンディはシングル7。でも、現在の実力は13ぐらいかな」と笑った。

「今期の取扱高は約490億円」と語る橋本明利会長
熊本市東区小山の熊本県果実連・本部事務所
松岡のインタビューに答える橋本会長(中央)
県果実連が生産している「ジューシー」などの商品群
「ジューシー」などの製品を生産している熊本工場
「地域社会の発展に貢献する」という県果実連の”会訓”