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「熊本城前まちづくりについて協議・・」・・熊本商工会議所と経済同友会

2020年10月27日(火)

 熊本商工会議所と熊本経済同友会は10月26日、熊本市中央区の熊本ホテルキャッスルで商工会議所の都市戦略委員会と経済同友会の都市圏戦略委員会の合同委員会を開き、「熊本城前地区のまちづくり」などについて意見を交換した。
 これは同会議所と同経済同友会が共通の活動目標を設定して活動しようと定期的に意見交換しているもの。今回はシアーズホームの丸本文紀社長、岩永組の岩永一宏社長、ホテル日航熊本の川崎博社長、新産住拓の小山英文社長、古荘本店の古荘貴敏社長、熊本中央リースの永島賢治会長、西嶋コーポレーションの西嶋公一専務ら40人が出席した。
 まず、両戦略委員会の委員長を兼務する川畑健二九州電力熊本支店長が「今回は@2050年を目標とする”熊本市中心市街地のグランドデザインの新たな推進体制A11月16日に開く第22回熊本フォーラムの議論内容の紹介B熊本城前地区まつちづくり協議会の設立についての三議題。会員の)皆さんと情報を共有したい」と挨拶した。そして、「この事業の具現化を目指して、皆さんのご意見を承りたい」などと語り、司会進行した。
 続いて、事務局から「グランドデザイン2050の具体的な検討状況や熊本城前地区まちづくり協議会の設立」などについての説明があった。
 このあと、委員からは「今後は熊本県の人口がどんどん減少する。熊本市の人口も減少する。そういう中で、新しいまちづくりをしないと、街は衰退する。熊本市中心市街地のグランドデザインを具現化して、都市間競争の中で生き残っていく必要がある」、「街づくりの事業には事業の採算性の問題もある。時間はかかるが、あきらめずにやっていこう」などという意見があった。

40人が出席した商工会議所と経済同友会の合同会議
戦略委員長を兼務する川畑九州電力熊本支店長
熊本城前まちづくりエリア(赤く塗られた地区)
「新しい街づくりしないと街は衰退する」と丸本文紀社長
「まちづくりエリアは熊本の顔となる地域」と西嶋公一専務
「熊本城前まちづくり地区」の拠点・花畑町一帯