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「今日から川内原発1号機の発電再開・・」・・九州電力の池辺和弘社長

2020年11月19日(木)

 九州電力(福岡市中央区)の池辺和弘社長は11月18日、同本社で「全国で初めての対テロ施設が完成、いよいよ19日から川内原発1号機の発電を再開する。来年3月期の連結決算は、経常収益が2兆600億円、経常利益が450億円で、増収増益になる見通し」などと語った。
  これは「ふくおか経済」新年号のインタビューに応えて語ったもの。池辺社長は大分県上津江村(現・日田市)出身の62歳。大分舞鶴高校ー東京大学法学部卒。
  まず、この1年を振り返っての感想を?。「コロナウイルスに振り回された1年だった。電力需要もコロナの影響を受けたが、5月を底に徐々に回復した。コロナはマイナス面もあったが、逆にテレワークなどが進み、働き方改革が進んだのは良かった」と語った。
  来年3月期の連結決算の見通しは?。「売上高に当たる経常収益が2兆600億円で前期に比べて2.3増、経常利益が450億円で12.4%増の増収増益になりそう」。昨年策定した九電グループの経営ビジョン2030については?。「目標に向けて着実に進んでいる。海外事業もアジアだけでなく中東、アメリカなどにも広げ、投資をした」。
  趣味は?。「ゴルフとメダカの飼育。メダカは60匹余り。水槽を元気に動き回っている」と笑った。

「いよいよ川内1号の発電を再開する」と池辺和弘社長
福岡市中央区渡辺通の九州電力本社ビル
松岡のインタビューに答える池辺和弘社長(左)
「経常収益は2兆600億円で増収増益に」と池辺社長
並木が色づいてきた九州電力前の渡辺通り
天神・大丸デパート付近の渡辺通り