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「新中計の売上高目標は5,000億円・・」・・九電工の佐藤尚文社長

2020年12月4日(金)

 大手電気設備工事会社・九電工(福岡市南区那の川1丁目)の佐藤尚文社長は12月3日、同本社で「持続的な成長を実現するため経営基盤の確立に努め、5年後には売上高5,000億円、経常利益500億円を達成したい」などと語った。
 これは「ふくおか経済」の新年号インタビューに応え、語ったもの。佐藤社長は今年6月、会長職から西村松次社長(現会長)と交代して社長に就任した。昭和26年8月生まれの69歳。福岡市中央区荒戸出身、慶応大学商学部卒。
 佐藤社長は「今年はコロナの対応・災害対策に追われた。今は刻々と変化するコロナの状況に対応するのが課題。また、今年は新中期経営計画(5か年)をスタートした。持続的成長を実現するために経営基盤を確立したい」と就任の感想と抱負を語った。
 「今期決算の見通しは売上高が4130億円、経常利益が340億円で減収減益だが、新中計の最終年度には売上高5000億円、経常利益500億円を達成したい」と説明。「今後の受注環境は、東京オリンピック・パラリンピックの追加工事、関西では大阪万博、福岡では天神ビッグバン、博多コネクテッド、ウオーターフロント開発などに期待している」と語った。
 趣味は「ウオーキングと時々の旅行」と。

「中計の売上高目標は5,000億円」と語る佐藤尚文社長
福岡市南区那の川1丁目の九電工本社ビル
松岡のインタビューに答える佐藤社長(右)
応接室に飾られている梅原龍三郎の「牡丹図」
九電工陸上競技部の女子選手たち写真(玄関ホール)
福岡市中央区渡辺通り(左は九州電力のビル群)