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「学生第一の教育改革会議をスタート・」・熊本学園大学の細江守紀学長

2021年1月15日(金)

  熊本学園大学(熊本市中央区大江2丁目)の細江守紀学長は1月14日、同大学本館で「私の教育方針は学生第一主義。これを実践するため、11月から教育改革会議をスタートした」などと語った。
  松岡泰輔(くまもと経済会長)との懇談の中で語ったもの。細江学長は福岡市博多区川端出身。75歳。九州大学理学部・経済学部卒。熊本学園大学教授、経済学部長などを経て、昨年8月1日に学長に就任した。
 熊本学園大学の近況はー。
 「コロナの感染拡大防止と学生・教職員の安全確保のため、現在、、授業をすべて遠隔授業にしている。それで、1月18日の月曜日まで学生の学内への立ち入りを原則として禁止している」と語った。
  昨年、細江学長は「学生第一主義の教育方針」と説明されたが・ー。
 「そう。同時に教育と研究内容の向上に努める。このため、教育改革会議を11月からスタートした。改革会議のメンバーは各学部長と学部選出の教員・職員15人。そして、プロジェクトごとにワーキングチームをつくり、毎週会議を開いている。また、教授会などで意見が対立した場合、学生第一の立場に立っているかどうかを考えてもらうことにしている」と語った。
 「さらに、熊本学園大学の建物は新1号館など一部の建物を除いて、老朽化している。財政上の問題もあるので、必要のところから適宜やっていきたい。特に来年は学園創立80周年。学生が集う7号館などから建て替えに着手できればと思っている」と語った。

「教育改革会議をスタートした」と語る細江守紀学長
熊本市中央区大江2丁目の熊本学園大学本館
「授業をすべて遠隔授業」の告知板(熊本学園正門横)
学生が一人もいない熊本学園大学のキャンパス
熊本学園大学で一番新しい建物の新一号館(みらい)
学生の姿が見えない7号館(学生食堂)