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「4月から熊本駅と都心間に循環バス・・」・熊本市が二社に運行委託

2021年2月26日(金)

 熊本市(大西一史市長)は、熊本駅と市中心街を循環する「まちなかループバス」を4月上旬から試験運行する。土・日曜日と祝日のみで、運賃は150円均一。4月に大型商業施設(JR九州・アミュプラザくまもと)が開業する熊本駅と市中心部との回遊性を高める。
 循環バスは熊本市が事業主体となり、九州産交バスと熊本電気鉄道の2社が運行する。「熊本駅前」を起点に桜町の「桜町バスターミナル」、手取本町の鶴屋百貨店前にある「通町筋」の順に停車して熊本駅に戻る。1周約6.5キロメートルで、3か所以外の停留所には止まらない。運行は午前9時半から午後6時半まで15分間隔で、1日37便走る。車体は大型のノンステップバスを使用し、一部にラッピングを施すという。
 熊本市は「ループバスが3拠点を線で結ぶことで、便利に移動することが出来る。中心市街地全体に賑わいをもたらすことになるだろう」と語っている。

ループバスが走り、新たな交通拠点となる熊本駅一帯
バスセンター併設の大型商業施設「サクラマチクマモト」
九州産交バス(実際に走る車体はノンステップバス)
熊本市中央区手取本町の鶴屋百貨店
九州産交バスと共に都心を走る熊本電鉄バス
4月にオープンする大型商業施設「アミュプラザくまもと」
熊本一の繁華街・下通商店街
書店などが多い熊本市上通商店街