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「歴史と温泉の街・山鹿を散策・・」・・デジカメ松岡の休日ドライブ

2021年8月2日(月)

 デジカメ・松岡は7月31日(土)、山鹿・鹿本地方の国道3号・同325号一帯をドライブし、”歴史と温泉の街”山鹿の散策を楽しんだ。約1年ぶり。
  山鹿は熊本県北にあり、古くから交通の要衝。現在の人口は約5万人。かつては、熊本と小倉を結ぶ”豊前街道”の宿場町。参勤交代の宿場町として栄えた。今でも歴史ある商家が軒を連ねている。また、山鹿灯篭の由来となっている景行天皇の伝説がある。
 さらに、熊本県でトップクラスの湧出量を誇る山鹿温泉がある。良質(アルカリ性)で肌触りがやわらかな温泉。この「さくら湯」と芝居小屋「八千代座」がこの町の二大シンボル。
 この日は、山鹿市九日町や中町商店街の旧豊前街道をはじめ、市内をゆっくり散策した。まず、さくら湯前の「西南の役・山鹿口の戦い薩軍本陣の跡」を訪ねた。山鹿に薩摩軍の”本陣”が置かれたところである。福岡方面から南下する政府軍を阻止するため、西郷隆盛は桐野利秋率いる4番大隊を山鹿に差し向け、本陣を敷いたという。今は病院(山鹿中央病院)の駐車場になっている。
 桐野利秋は当時、陸軍少将で、幕末には”人斬り紋次郎”(中村紋次郎)として恐れらた。明治5年3月に、鎮西鎮台(熊本鎮台)の司令長官に任命され、熊本に赴任したことがある。

熊本と小倉を結ぶ旧”豊前街道”(山鹿市九日町)
西南の役・山鹿口の戦い薩軍本陣の跡。
山鹿口の戦い薩軍本陣の跡の立て看板
山鹿市の観光スポット・「八千代座」(芝居小屋)。
山鹿温泉・さくら湯。入浴料金は大人350円。子ども150円
熊本方面からの観光客らを”迎える「灯篭娘」の像(山鹿大橋)
観光スポットのひとつ・山鹿燈籠民芸館=旧安田銀行山鹿支店=
山鹿市の中心部(中央通リ)