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「九州をもっと元気にしたい・」・九州経済連合会の倉富純男会長

2021年10月11日(月)

 九州経済連合会の倉富純男会長(西日本鉄道会長)は10月8日、福岡市中央区渡辺通の電気ビル共創館で「九州各県の皆様と共に九州を元気にしたい」などと語った。
 これは「ふくおか経済」の11月号のインタビューに応えて語ったもの。倉富会長は今年6月の九州経済連合会の総会で麻生泰会長(麻生セメント会長)のあとを受けて、会長に就任した。倉富会長は福岡県うきは市出身、昭和28年8月生まれの68歳。青山学院大学法学部卒。
 倉富会長は「会長に就任して4か月。この間、各県にある九経連の地域委員会をすべて回った。その中で、各県の皆さんは心から九州を愛していると感じた。九経連の会長として、今後、九州をもっと元気にしていきたい」と抱負を語った。
 具体的には。「今年6月に九州将来ビジョン2030を発表した。これに基づいて、各事業を着実に進めていく。九州から日本を動かす・@新たな時代の成長エンジンA心の豊かさを成長につなぐ幸せコミュニティB自立型広域連携アイランドーー。九州は他の地域に比べて、一番まとまりがある。福岡市をはじめ、熊本、鹿児島、そして北九州市など中核都市がバランス良く存在しているる。将来の九州の発展の可能性は高い」。
 また、「九州は農業をはじめ、食品加工業、自動車産業、半導体産業、鉄鋼・造船業などが活発。アジアに向かう動きも活発化している。特に農産品を中心とする一次産品・食品の輸出は年々増えている。これを2023年度までに1,800億円までに伸ばす計画を立てている。これは実現が可能だと思っている」などと語った。

「九州を元気にしたい」と語る倉富純男会長(西日本鉄道会長)
九州経済連合会の事務所がある電気ビル共創館(福岡市中央区)
松岡のインタビューに答える倉富会長(右)
福岡市博多区博多駅前3丁目の西日本鉄道本社
カメラマンの要請に応じてポーズをとる倉富会長(左)
九州経済連合会の正副会長(左上が倉富会長)