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「今年11月号で、くまもと経済創刊50周年・」・(株)地域情報センター

2021年10月12日(火)

 雑誌「くまもと経済」((株)地域情報センター発行)は、今年11月号で創刊して50周年となる。昭和46年の創刊以来、地域に密着した独自の特集記事や企業ニュース、インタビュー記事などを掲載し、熊本のビジネス業界や読者に情報を提供してきた。
 くまもと経済はもともと、熊本商科大学(現熊本学園大学)の長野敏一教授(故人)の還暦記念につくったもの。昭和46年に長野教授(社会思想・社会政策担当」が60歳の還暦を迎えられたのを機に、教え子の松岡泰輔くまもと経済会長(当時、熊本日日新聞記者)ら長野ゼミOBら約20人で、論文や随筆を全国から集め、製作・発行した。
 その後、経済界などからの激励もあり、くまもと経済を毎年(のちに年4回)発行し、さらに昭和50年代に発行期間を短縮、月刊誌にしたもの。そして、今年11月号で創刊50周年となる。この間、昭和53年4月に熊本経済研究会を母体に(株)地域情報センターを設立、くまもと経済の発行を受け継いだ。昭和64年10月(1989年)100号記念特集号(細川護熙県知事表紙)・レセプション、200号記念特集号・レセプション、300号記念特集号・レセプション、40号記念特集号・レセプション等を発行・運営してきた。今年10月号で(表紙の人は出田信秀・大熊本証券社長)通算484号。
 また、創刊以来、「地元主義」、「主体性確立」、「自己革新」を基本方針とし、取材、編集、営業、セミナー活動を続けてきた。「地元主義」とは、私たちの住む熊本をもっと活力のある美しい郷土にしたいという願い、「主体性確立」は中央と地方、東京と熊本が対等の関係に立って物事を見ていこうという考え、「自己革新」は現状に甘んじることなく、自分を高め、さらに研鑽していこうというもの。

「くまもと経済」の最近号(左下が出田信秀社長表紙の484号)
昭和46年11月に発行した「くまもと経済」創刊号
還暦(60歳)を迎えたころの長野敏一熊本商科大学教授(のち学長)
くまもと経済・(株)地域情報センター本社(熊本市紺屋町1丁目)
蒲島県知事、大西熊本市長らを招いて開いた座談会(昨年6月)
姉妹誌「ふくおか経済」の本社がある福岡市のはかた近代ビル
高層ビルが建ち、変貌する熊本駅周辺
2年前(9月)にオープンした「サクラマチクマモト」