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「七隈線・博多駅一天神南間が来年3月に開業・・」・・福岡市地下鉄3号線

2022年1月14日(金)

 福岡市(高島宗一郎市長)は市営地下鉄七隈線(3号線・天神南=橋本間)の延伸工事を進めている。現在、工事を行っているのは天神南ー博多駅間(1.4キロm、営業キロは約1.6キロm)の地下路線。
 2016年11月のJR博多駅前の道路陥没事故で、開業が約2年間遅れたが、延伸工事は、ようやく最終段階を迎えた。来年3月に開業の予定。完成すれば、福岡市西南部地域の交通渋滞を緩和し、利便性の高い公共交通体系を確立することになる。工事費は約587億円。当初予定の約450億円から約140億円膨らんだ。
 また、天神南ー博多駅間の「キャナルシティ博多」近くに新たな中間駅(櫛田神社前)を設置する。現在、新駅のホームの整備やレールの敷設が行われている。
 高島市長は「福岡市は人口が160万人を突破。増加数・増加率ともに政令市で第一位。地下鉄天神南ー博多駅間が開通すれば、大変便利になり、多くの人に利用してもらえると思う」などと語った。

最終段階を迎えている博多駅前の地下鉄工事
キャナルシティ前の七隈線・延伸工事。近くに中間駅が出来る
福岡市博多区の博多駅
福岡市地下鉄の路線図(赤い丸の部分が天神南駅)
「人口が160万人を突破、政令市で増加数一位」と語る高島市長
地下鉄七隈線の天神南駅(左は博多大丸)
道路陥没事故(が起きた場所(博多駅前)。すでに整備されている
現在、運行している地下鉄七隈線(天神南ー橋本駅間)