トップ 松岡泰輔のフォトニュース 「上通・下通・新市街の空き店舗30店・」・コロナ5類移行で徐々に減少
松岡泰輔のフォトニュースPhoto News

「上通・下通・新市街の空き店舗30店・」・コロナ5類移行で徐々に減少

2024年3月4日(月)

 熊本市下通・上通・新市街のアーケード商店街の空き店舗が、3月2日現在で計30店に上っている。新型コロナの5類移行後は空き店舗が徐々に減っているが、衣料、ドラッグストアなどの有力店が閉店したままになっている。
 関係者からは「人の往来は徐々にに戻って来たのに、閉店が多いのは、下通、上通、新市街の商店街が、中心商店街としての役割を失ってきたからではないか」という厳しい声が上がっている。
 熊本市の上通、下通、新市街の中心商店街は、アパレル、宝石・アクセサリー、時計、楽器、書籍、雑貨、ドラッグストア、レストランなど約250店が軒を連ね、南九州で一番の繁華街といわれてきた。
 ところが、新型コロナウイルスの感染拡大等で、アパレル店やアクセサリー店、ドラッグストア、飲食店などが相次いで閉店した。一時は空き店舗が43店に上った。その後、新型コロナの5類移行(昨年5月)後は、一部に再開したり、新規オープンした店もあるが、デジカメ・松岡が調べたところ、3月2日現在で、まだ30店(上通12店、下通13店、新市街5店)の開き店舗がある。

通行量が徐々に戻って来た下通商店街
閉店が長く続いている旧ドーナツ店(左側・同仁堂並び)
閉店中のマルタ号ビル1階(上通商店街入り口2軒目)
テナントを募集している「熊本シテイプラニング」(上通)
家族連れなどで賑わう上通商店街(3月2日昼)
依然、閉店を続けている田尻洋服店(下通と銀座通り角)
新市街のウェディングプラザ(栄通りとの交差点ビル)
マクドナルド下通店前は女子高校生の行列が出来ていた