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「救急医療受け入れ件数は年間2600件・」・杉村病院の杉村勇輔理事長

2024年4月8日(月)

 杉村病院(熊本市中央区本荘3丁目)の杉村勇輔理事長は4月5日、同病院で「年間の救急医療の受け入れ件数は約2600件にのぼる。脳卒中を中心とした急性期から回復期に対応した専門病院として地域の医療に貢献していきたい」などと語った。
 これは「くまもと経済」の5月号のインタビューに応えて語ったもの。杉村理事長は昭和60年5月生まれの38歳。真和高校ー東邦大学医学部卒。板橋中央総合病院、東京都済生会中央病院、熊本大学医学部付属病院勤務などを経て、杉村病院副理事長兼脳神経内科医長、昨年4月から理事長。
 杉村理事長は「理事長に就任してちょうど1年。この間、挨拶回りや関連企業との交流などドクターとして、マネジャー(経営者)として、とても忙しかった」と語った。
 この新病棟は。「6階建て延べ床面積は4664平方メートル。ほとんどが病室で、1階が急性期病室37床、2階が同42床、3階が回復期リハビリテーション42床、4階が同じく42床、5階がハイケアユニット、脳卒中専門ユニット6床、6階がホールなど」と説明した。救急医療の受け入れ件数はー。「年間で約2600件。最近は脳卒中の患者が増えている。当院は血管病に対応する専門病院として、地域医療の一翼を担っていきたい」などと感想を語った。
 本館があった旧棟は。「現在、改装工事中。1階は救急に対応したバックヤード、2階と3階が受付、CT、エコーなどの検査部門、外来は従来の3倍になる。4階は回復期のリハビリ室、5階は医局、地域連携室、6階は当直室やスタッフルームなどを計画している。完成は今年秋の予定」と語った。 

「救急医療受け入れ件数は年間2600件」と語る杉村勇輔理事長
熊本市中央区本荘3丁目の杉村病院・新病棟
松岡のインタビューに答える杉村勇輔理事長(右)
杉村病院入り口横に掲げられている杉村病院の診療内容
カメラマンの要請に応じてポーズを取る杉村勇輔理事長
改装中の杉村病院・旧本館