「サクラマチ入館者は過去最高の1302万人・」・九州産交の森敬輔顧問

  九州産業交通ホールディングス(熊本市中央区)の森敬輔顧問は4月9日、同本社で「サクラマチクマモトの23年度1年間の入館者は、前年比11％増の1302万人だった。空港リムジンバスや高速バスの乗客が順調に伸びた」などと語った。　　　　　　　　　
　くまもと経済・松岡(泰輔)のインタビューに応えて語ったもの。まず、サクラマチクマモトの入館者について。森顧問は「サクラマチクマモトの2023年度の入館者は、1302万4400人で、前年に比べて11.1％増加した。人の動きが活発化し、過去最高の入館者になった。各店舗(計143店)の入店客もまずまずの成績だった」と語った。
　熊本空港リムジンバスや高速バスの運行状況は。「空港リムジンバスは、現在、一日に100便運行している。乗客はコロナ前を上回る状態。高速バスは、福岡便・ひのくに号、阿蘇・黒川・別府便の九州横断バス、福岡・黒川便などが好調だった。それに宮崎便・鹿児島便が続いている。一方、大分便(2便)、長崎便(2便)は乗客が少なく赤字となった」。また、「運転手不足は依然として続いている」などと説明した。