「NTT西日本ビル一帯が有力候補地に・」・熊本市役所本庁舎建て替え問題

　熊本市手取本町の市役所本庁舎の建て替え問題について、候補地が4か所に絞られているが、最近になってNTT西日本
桜町ビル一帯が有力候補地に浮上しているという。
　本庁舎建て替え問題については、現在熊本市が市民説明会を始めている。候補地は、熊本市役所現庁舎一帯、熊本市城東町の日本郵政九州支社一帯、同市桜町のNTT西日本・桜町ビル(旧)一帯、同市草葉町の白川公園の4か所。
　熊本市の大西一史市長は「市役所本庁舎は災害が発生した際に、ヘッドクオーターとしての役割を果たさなければならない。行政機能が安定的に継続できる体制の構築が重要。そのために本庁舎を整備する必要がある」などと語っている。建設費は解体費を含めて470億円〜600億円といわれている。
　関係者や熊本市民の間では、「現在地に建て替えたが良い」、「熊本市の人口重心が東部に移っているので、白川の東側に移転すべき」、「まだ、建て替える必要がない」などという声も上がっている。
　最近では、有力な関係者の間で「NTT西日本・桜町ビル(旧)一帯が望ましいという声が浮上している」という。