トップ 松岡泰輔のフォトニュース 「売上高は623億円で過去最高・」・博多阪急百貨店の亀井潤一店長
松岡泰輔のフォトニュースPhoto News

「売上高は623億円で過去最高・」・博多阪急百貨店の亀井潤一店長

2024年5月9日(木)

 博多阪急百貨店(福岡市博多区博多駅中央街)の亀井潤一店長(阪急阪神百貨店常務)は5月8日、同店で「今年3月期の売上高は623億円で、前年に比べ23.32%の増加となった。ブランド品などが好調だった」と語った。
  これは「ふくおか経済」6月号のインタビュー(松岡)に応えて語ったもの。亀井店長は、大阪府吹田市出身、61歳。慶応義塾大学商学部卒。阪急本店婦人服商品統括部長などを歴任し、2021年1月から常務執行役員・博多阪急店長。
 亀井店長は「博多阪急の今年3月期の売上高は623億円で前年に比べて23・3%の増加となった。売上高は過去最高。これはインバウンドを含めて、九州各地(福岡を除く)・山口・広島など広域客の回復、上質高感度化による富裕層の取り込みに成功したのと、新たな催事企画、話題性の高いコンテンツを磨き上げたことで、年度を通して売り上げが伸びた。特にセリーヌなどの高級ブランドやラクジュアリー、そして食品が良かった」と説明した。
 また、「来店客数は2,770万人で、前年に比べて19,2%増加した。さらに、インバウンド(外国人顧客)は韓国、香港、中国人を中心に増加し、売上高全体の17%(前年の約5倍)を占めるまでになった」と語った。

「売上高は623億円で過去最高となった」と語る亀井潤一店長
福岡市博多区博多駅と博多阪急デパート(右側)
松岡のインタビューに答える亀井潤一店長(左)
博多阪急デパートの博多口側入り口
昨年5月に全面改装した1階「エルメス」の店舗
デパート7階の子供用品売り場
「ルイビトン」の大きな宣伝パネル(1階)
地階の「蜂楽饅頭」の店。いつも”行列”が出来ている