「藤崎台は、最初で最後のホームラン・」・王貞治ソフトバンクＨ監督

　福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督は1月25日、熊本市のエルセルモ熊本で「野球は常に不安との闘い。不安には練習するしかない」と語った。
　これは王監督を囲む会で出席者の質問に応えて思い出や野球哲学を語ったもの。藤崎台の思い出の質問に、王監督は「100メートルの大きな野球場とクスの木が印象。特に55年に40歳でやめる時に巨人ー阪神オープン戦で初めて藤崎台でホームランを打ったこと。これが私の最後のホームランだった」。調子が悪い時は。「プロ野球選手は常に不安との闘い。何が起こるかわからない。不安に対処するには練習するしかなかった。そして俺は絶対に出来るんだと思うようにすること・」。福岡でよく行く店は、「私はＢ級グルメ。気楽に入れる店がいい。料亭・懐石は苦手。安くておいしい店」と答えた。