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「海外ビジネス支援に実践的に取り組む・」・九経連の松尾新吾会長

2012年12月12日(水)

 九州経済連合会の松尾新吾会長は12月10日、福岡市中央区の電気ビル共創館で「九州の発展にはアジアとの交流拡大が重要で、今後は海外ビジネス支援に実践的に取り組んでいきたい」などと語った。
 これは「ふくおか経済」新年号のインタビューに応えて語ったもの。松尾会長は九州電力の社長・会長を経て、現在は相談役。一昨年に九経連(九州経済連合会)会長に就任した。松尾会長は「今年の1年を振り返ると、@アジアとの交流拡大A観光戦略B産学官連携ーなどに取り組み、かなり前進した年だったと思う」と切り出したあと、「その中で、九経連としてはアジアとの交流が最重要課題。そのひとつ、香港とのMOU(経済交流の覚書)に続いて、今年は台湾、インドネシア、タイともMOUを締結した」と語った。また、「九州地域の中小企業の海外ビジネスを直接的、かつ実践的に支援するため、今年7月2日に九経連内に国際ビジネス推進室(IBC)を設立した。現在、室長以下11人体制で海外ビジネスの支援活動を行っている。すでに九州の食品の輸出支援や九州の企業の海外進出などについて約70件の引き合いが来ている。特に食品の輸出に関しては現地の百貨店・スーパー等へのルート開拓など実践的に取り組んでいきたい」などと熱意を込めて語った。

「実践的に支援・活動したい」と語る松尾新吾会長
九州経済連合会が入居している電気4ビル共創館
松岡のインタビューに答える松尾新吾会長(右)
電気ビル共創館6階にある九州経済連合会
電気ビル共創館前の福岡市渡辺通り
電気ビル共創館1階にあるスペイン・カフェ