「高齢者用・サンセリテ月出が完成・・」」・・萬生会の河北誠理事長

　特定医療法人・萬生会の河北誠理事長は4月11日、熊本市東区月出の本部で「月出2丁目に在宅支援診療所と訪問看護ステーションを併設した高齢者住宅・サンセリテ月出が完成した。いよいよ来週から入居者を受け入れる」などと語った。
　萬生会は熊本第一病院（熊本市田迎町、125床）や合志第一病院（合志市御代志、132床）などを運営する特定医療法人。スタッフは合わせて362人。河北理事長は「熊本第一病院は血液疾患や呼吸器、糖尿病などの診療に特化。合志第一病院は緩和ケアに加えて4月から専門医を招き、血液腫瘍内科をスタート、病院として診療内容を特化してきた」と語り、「今回新たにサンセリテ月出をオープンした。建物は鉄筋4階建て・延べ面積2275平方ｍで、1階はエントランスやロビー。2階は在宅療養支援診療所、訪問看護ステーション、事務室など。3〜4階は居室フロアーで、18平方ｍの個室が全部で36室ある。投資額は約4億円」と説明した。病院の運営状況については、「稼働率は熊本第一病院が約90％、合志第一病院が約80％と高い稼働率。お陰で黒字経営を続けている」と語った。